ざっとこれだけの「予言」がこの書には散りばめられています。
この本の存在感は、あと10年は持ちそうですね。
- デジタルコンテンツの持つ価値
- メッセージを持たなくなるマスメディアの凋落
- 情報のパーソナライゼーション
- 光ファイバによる回線の大容量化とキラーアプリケーションの不在
- 恣意的に標準を定めることの愚かさ
- ネットワークのスケーラビリティとオープンネスの重要性
- デジタル時代の規制のあり方
- メディアの流動性、ハイパーメディア/マルチメディアの出現
- 押し付けるメディアから引き出すメディアへの変容
- 巨大企業の存在意義の消滅
- 冗長性はいいこと=マシンとのコンカレントなインターフェイスの重要性
- エージェントによる人間そっくりなインターフェイスの可能性
- 人間の五感に働きかけるインタフェースと感覚へのフィードバック
- 音声認識、音声合成インターフェイスの可能性
- ニッチマーケットのビジネスチャンス(ロングテール?)
- VRと非同期コミュニケーションが齎す時間/距離の克服
- オンデマンド試聴による「主導権」の消費者への移行
- 「いつでもどこでも」が齎すライフスタイルの変化
- 「考える」ことの変化と教育のあり方の変化
- アートとコンピューターサイエンスの相互進歩
やっぱり読むべきですよ。